要約(何が書いてあったか)
記録術を実践する人の大半は、メモやノートを目標達成のツールとして使っている。しかし本当の「記録術」とは、もっと応用範囲が広いものである。
実際にこの本では
- やりたいことを見つける
- モチベーションを高める
- ストレスに強くなる
- 問題解決力をつける
- 人間関係の悩みを解決する
この5点の目的のための33の記録術を紹介している。
印象に残った箇所
あえて短期間で小さな成果を出すことに意識を集中し、プロジェクトの士気を高めていくのがクイック・ウィンの基本的な考え方です。 ~中略~
達成までの時間が長いタスクであれば、どんなものでもモチベーションアップに使えます。
『CHAPTER2 モチベーションを上げる』から一部抜粋
やりきることに自信がない自分にはピッタリの記録術だと思いました。下記にて実践&実践結果を書きますので是非参照してみてください。
多くの人にネガティブな結果に意識を向けやすい傾向がある。~中略~
当然ながら、すべての行動にはメリットとデメリットの両面があります。それにもかかわらず、私たちの心は無意識のうちにネガティブなほうに強くひかれるためメリットをうまく意識できなくなってしまうのです。~中略~
すべてのメリットとデメリットをあえて書き出すことで、行動の結果を客観的に見つめる視点を養います。この客観性があなたの不安を減らし、失敗に強いメンタルを作り出すわけです。
『CHAPTER3 「失敗したら」を乗り越える』から一部抜粋
現実性のないポジティブはただの妄想でしかありません。正しいデータと理性的な判断にもとづいて、「これなら何とかなりそうだ」と思えてこそ、地に足がついた真のポジティブと呼べるのです。
ネガティブ思考に立ち向かうときは、必ず理性を使うように意識してください。
『 CHAPTER6 ネガティブ思考を乗りこなす』から一部抜粋
私は比較的、楽観主義なのですがこれらの言葉が胸に刺さりました。周りにいるネガティブ思考気味の友達に紹介したいと思いました。
感想&コメント
そこから何を学んだか
私は大きく3つの記録術が、今の自分が求めている記録術だと考えました。
- モチベーションを上げる記録術
- 「失敗したら」を乗り越える記録術
- ストレスに強い心を育てる記録術
それをどう活かすか(実践方法)
- 『心理対比セッティング』を実践する(モチベーションを上げる)
- 『クイック・ウィン分析』を実践する(モチベーションを上げる)
- 『葛藤マネジメント』を実践する(「失敗したら」を乗り越える)
実践した結果
ブログの開設&継続に関して『記録術』を参考にまとめてみました。

心理対比セッティング

クイックウィン&葛藤マネジメント
おススメしたい人
- メモをさらに有効活用したい人
- 「やりたいことを見つけたい」「モチベーションを高めたい」「ストレスに強くなりたい」「問題解決力をつけたい」「人間関係の悩みを解決したい」 人
- 普段メモをとる習慣のある人